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シミがなくなる仕組み|シミ取りレーザーの種類と各機器の特徴を調査!

シミ取りで人気が高いレーザー治療ですが、どのような仕組みでシミを消すことができるのでしょうか。ここではレーザーによってシミが消えるメカニズムと、シミによって異なるレーザーの種類について解説します。

美容医療で用いられるレーザーとは何か?

布と植物

 

レーザーとは「光線」のことで、クリニックではレーザーの光熱作用を美容に活用しています。

 

光熱作用とは、吸収された光のエネルギーを熱に変換し、レーザーを吸収した組織の温度を上昇させる作用の事です。

 

美容医療に用いられるレーザーは単調波であるため、特定のターゲットに吸収させ、作用させることができます。
シミの治療であれば、原因であるメラニンが吸収しやすい波長を照射することにより、メラニンやその周辺組織だけの温度を上昇させ破壊することができるのです。

 

 

症状に応じて照射時間が変わる

シミはその深さによって色が異なることをご存じでしょうか。
皮膚組織は、表皮・基礎層・真皮・皮下組織の順に層になっており、この組織のどこにメラニンが存在するかによってシミの色や濃さが変わります。

 

茶色や黒みがかったシミ

これらの多くは、表皮から基礎層という組織の浅い部分にメラニンが存在します。
そのため、肌のターンオーバーが正常に行われることにより、メラニンが排出され色が薄くなったり、消えたりする可能性があります。

灰色や青みがかったシミ

皮膚組織の深い部分にメラニンが存在しています。
これは、元々基礎層に存在していたメラニンが、何らかの原因によって真皮に入り込んでしまったためです。
このタイプのシミは、肌のターンオーバーによってメラニンが排出されることは難しく、根本からの治療が必要になります。

 

 

レーザーの違い

レーザーはその機器により様々な種類がありますが、それぞれ特徴が異なります。
大きく分けて、以下2つの違いがあります。

 

ポイントその①~波長(光の長さ)の違い

波長とは、光の届く長さのことです。
波長が長いレーザーであるほど、皮膚組織深くにあるメラニンを破壊することができます。
除去したいシミが組織のどこに存在するかによって、波長を変えて治療を行うのです。

 

波長の長いレーザーは、シミの治療だけでなく脱毛や肌のたるみ改善など、様々な美容医療に活用されています。

 

ポイントその②~パルス層(照射時間)の違い

パルス層とは、レーザーを照射する時間のことです。
パルス層が長いほどレーザーは広く浅く作用し、短いほど深く狭く作用します。
シミの範囲や深さによって、適切なパルス層のレーザーを使用します。

 

 

このようにレーザー治療では、レーザーの波長やパルス層を調整し、シミの深さや面積によって適切なアプローチを行います。
他の皮膚組織を傷つけることなく、メラニン細胞だけを効果的に破壊することができるのです。

 

 

レーザーの治療の流れ

シミ取りのレーザー治療の流れを簡単にまとめてみました。
事前にイメージしてスムーズに治療に臨みましょう。

 

①カウンセリング

レーザー治療では、シミの症状や種類を適正に診断するため、担当ドクターによるカウンセリングが行われます。
これにより、照射するレーザー機器を選択します。
そして治療方法や注意点、治療後のダウンタイムやケアの方法などの説明があります。

 

②レーザー照射

施術ヶ所にピンポイントでレーザーを照射します。
処置時間はシミの種類や範囲によって5~30分ほどで行われます。

 

③治療後

治療ヶ所に保護テープを貼り、かさぶたがはがれるのを待ちます
治療後は保湿クリームを塗って保湿をしたり、紫外線を避けたりすることで炎症を防くことも大切です。

 

まずはカウンセリングを

いかがでしたか?
レーザー治療のシミを消すメカニズムとレーザーの種類を解説しました。
シミの種類により照射するレーザーが変わるので、まずはカウンセリングにいって適切な診断を受けることをおすすめします。