
シミ取りレーザーを行う前は、レーザー照射の痛みが怖いという声が多く聞かれます。
シミの範囲にもよりますが、十数秒間ゴムでパチンと弾いたような痛みを感じるだけなので、さほど痛みはありません。
広範囲のシミの場合、患部に表面麻酔を塗布して行います。
小さなシミでも、痛みが不安であれば麻酔を希望すれば大丈夫です。
このような悩みのように、レーザー治療後にも不安を抱く方は多くいるはずです。
こちらのページでは、そんなお悩みにお答えしていきます。
シミ取りレーザー治療は、レーザー照射後から1週間ほどでシミがかさぶたとなります。
そして、かさぶたが剥がれ落ちると綺麗な肌が表れます。
レーザー治療では、かさぶたがの状態で治療後の経過観測ができるのです。
そのため、もしダウンタイム中にかさぶたができないと、「もしかして治療に失敗したかも...」と不安になってしまいますよね。
しかし、実際はかさぶたができない場合もあるため、あまり心配する必要はありません。
シミの種類によってはかさぶたができづらい場合もあります。
シミ取りレーザー後にできたかさぶたは、1週間から10日ほどで剥がれ落ちるといわれています。
しかし、これはあくまで平均であり、かさぶたが剥がれるのは人によって異なります。
かさぶたがいつまでも剥がれない場合は、気になっても絶対に無理に剥がそうとせず、辛抱強く待ちましょう。
ただし、3週間以上たってもかさぶたがはがれる気配がない場合は、シミが残っていたり、色素沈着を起こしていたりする可能性があります。
速やかにクリニックに相談しましょう。
シミ取りレーザー治療後の肌が、元のシミより濃い色になってしまうことがあります。
これは「炎症後色素沈着」といって、レーザー治療により患部が炎症を起こし、シミとは別の色が出てきてしまう症状です。
炎症後色素沈着は2人に1人はできるといわれている上、基本的には、時間経過とともに薄くなる場合がほとんどです。
そのためあまり気にする必要はありません。
ただし、完全に薄くなるまでに数ヶ月~1年ほどかかるため、その間、①保護テープでしっかり保護する②患部に刺激を与えない③日焼けに気をつけるを徹底しましょう。
シミ取りレーザー後の肌は敏感になっているため、患部をこすったり引っ掻いたりするなど、刺激を与えてはいけません。
このような行為をした場合、どうなってしまうかや、万が一刺激を与えてしまった場合の対処法を知っておくことはとても大切です。
治療箇所に刺激を与えてしまった際には、クリニックで処方された軟膏やワセリンを塗布し、経過を見守りましょう。
できれば速やかに治療を受けたクリニックを受診するのが望ましいです。
シミ取りレーザー照射後は患部に保護テープをはり、かさぶたが剥がれ落ちるのを1週間ほど待ちます。
保護テープは長く張り続けることが望ましいですが、もし剥がれてしまった場合の対処法について、予め確認しておきましょう。
保護テープが剥がれそうまたは剥がれてしまった場合は、上から保護テープを重ねて貼れば問題ありません。
替えのテープをもらっていればそれを使用し、なければ市販の絆創膏でも大丈夫です。
レーザーを照射することについて、今回挙げたこと以外にも、様々な不安があると思います。
分からないことや不安なことがあれば、遠慮や恥ずかしがることをせず、何でもクリニックに相談して安心して治療に臨んでくださいね。
このサイトが、シミ取りレーザー治療の不安や悩みの解消にお役立ていただければ幸いです。