ダウンタイムはどう過ごす?
シミ取りレーザー治療後は、治療箇所に保護テープを貼って保護します。
クリニックにもよりますが、乳白色や肌色なのであまり目立つことはないでしょう。
シミは顔の形を変える美容整形とは違い、シミの箇所がかさぶたになるだけなので、保護テープを貼った状態で日常生活を送る人が多いです。
人からテープの事を尋ねられても「シミが気になったからレーザーで取っちゃったんだ~!」と言えば特に相手も気にしないでしょう。
保護テープはいつまで必要?
保護テープはかさぶたが剥がれ落ちるまで、貼ったままにする必要があります。
個人差がありますが、1週間~2週間前後が多いです。
最初の保護テープがはがれないうちは、そのまま貼り続けてください。
もし、かさぶたが剥がれ落ちる前に保護テープが剥がれてしまったら、治療後にクリニックでもらえる予備のテープに貼り替えれば問題ありません。
保護テープを貼らないとどうなる?
顔のシミであれば、保護テープは目立つからイヤ!という人もいると思います。
しかし、自己判断で治療箇所を乾かしてしまうと後に炎症を起こして色素沈着してしまい、跡が残ってしまうことがあります。
かさぶたが剥がれ落ちるまでは、必ず保護テープで保護しましょう。
ダウンタイム中に注意すること
ダウンタイム中に一番大切なことは、「かさぶたを無理やり剥がさないこと」です。
早くダウンタイムを終わらせたい気持ちから、かさぶたを無理やり剥がしてしまうと、炎症が悪化してしまいます。
そうなると「炎症後色素沈着」を引き起こし、治療箇所にシミとは違う跡が残ってしまいます。
せっかくレーザー治療でシミをとったのに、このような事態になっては元も子もありません。
無理にかさぶたを剥がすことは絶対にやめましょう。
かさぶたが剥がれ落ちた後は?
かさぶたが剥がれ落ちれば、保護テープの役目は終了です。
その後、周りの肌と馴染むで3ヶ月~6ヶ月かかる場合が多いので、気になる場合は以下の方法で隠すのがお勧めです。
コンシーラーなどの化粧品
かさぶたがはがれた後の治療箇所は、自分の肌色に馴染む色の化粧品で自然にカバーできます。
ただし、治療箇所が炎症を起こさないよう肌に優しい化粧品を選びましょう。
また、メイクを落とす際は顔を擦りすぎないよう注意が必要です。
マスク
この時期であればマスクをする機会が多いので、シミ取りレーザーの治療箇所もマスクで自然に隠すことができます。
まとめ
シミ取りレーザー治療は、レーザーを照射したら終わりではありません。
ダウンタイムを正しく、そして気楽に過ごすこともとても大切なのです。