シミ取り治療で使われることの多いレーザー機器についてチェックしてみましょう。
老人性色素斑、いわゆる一般的なシミに有効です。
シミだけでなくそばかすやあざの治療にも用いられています。
シミやそばかす、あざだけでなくタトゥーにも有効です。
皮膚のメラニン(シミの原因になるもの)にだけレーザーが反応するしくみになっています。
シミやあざの色素を、肌の浅い層から深い層までピンポイントに狙い破壊してくれます。
レーザー照射時間が瞬間的で、皮膚へのダメージも少ないです。
シミ取りレーザー治療は、シミの原因となるメラニン色素に反応する波長のレーザーを照射します。
すると、レーザーの照射によってメラニン色素が破壊され、熱を発します。
これが痛みの原因です。
シミ取りレーザーは10億分の1秒単位で照射するため、1ショットの照射時間は一瞬です。
1ショットで照射できる範囲は5㎜以下なので、シミ全体に照射するためには数十秒かかります。
その間、輪ゴムをパチンと弾いたような痛みを感じます。
クリニックによっては、テープを貼ったり、塗布する「表面麻酔」をしてから治療を行うところもありますが、希望しないと麻酔無しの場合もあります。
その際も、別途2,000~3,000円で麻酔をしてもらえます。
では、痛みに弱い人はどうすればよいのでしょうか?
ここで、痛みに弱い人におすすめの治療法、機器をご紹介していきます。
一般的なレーザーが10億分の1単位で照射されのに対し、「ピコレーザー」は1兆分の1秒単位で照射されます。
照射時は痛みというよりも熱さを感じる程度なので、従来のレーザーよりも痛みがかなり軽減>されます。
日本人の肌向けに、米国のキュテラ社と日本医師会によって共同で開発された光治療です。
レーザーよりも波長が短い「光治療」は、表面のくすみやシミ・ソバカスに有効です。
顔全体に照射し、シミ・ソバカスと一緒に顔全体のトーンアップができます。
また、レーザーよりもエネルギーが小さいため、痛みも少ないです。
レーザー照射の痛みは一瞬なので、そんなに怖がらなくても大丈夫です。
しかしシミの範囲が広かったり、数が多かったり、痛みに弱かったりなどで不安がある場合は、麻酔をして治療に臨むと良いでしょう。
また、照射時間が短縮されたレーザーや、レーザーよりも痛みが少ない光治療も選べるため、ご自身に合った方法で治療を行ってくださいね!