
かさぶたが剥がれない原因について、考えられるものを解説します。
レーザーの出力が弱かったため、メラニンが破壊されずかさぶたとならない場合があります。
シミの状態や治療法によっては、弱い出力でレーザーを照射することもあるので、失敗とは限りません。
かさぶたは肌の新陳代謝である、ターンオーバーによって作られます。
このターンオーバーが低下していると、かさぶたが作られたり、できたかさぶたが剥がれ落たりするスピードが遅くなります。
1~2週間は焦らずに経過を見守りましょう。
無理にかさぶたを剥がすと、その部分が炎症後色素沈着となり、治療前よりも濃い色がでてくることがあります。
かさぶたは自然に剥がれ落ちるまで待ちましょう。
しかし、3週間以上たってもかさぶたがはがれる気配がない場合は、シミが残っていたり、色素沈着を起こしていたりする可能性があります。
速やかにクリニックに相談しましょう。
かさぶたが剥がれないときは、何もせずに待つしかないのでしょうか?
茶色や黒っぽい色をしているため、そのままだとシミよりも目立ってしまい気になりますよね。
かさぶたをなるべく早く、自然に剥がしたい場合の対処法をご紹介します。
テープの糊にかさぶたがくっついて、テープと一緒に剥がれ落ちる場合が多いです。
保護テープがない場合は、医療用テープやバンドエイドでも大丈夫です。
テープは遮光性のあるものを使用し、紫外線に注意しましょう。
薬局などでワセリンを購入し、かさぶたにたっぷり塗り、ラップで覆います。
30分後にラップを外し、シャワーを浴びるとかさぶたが剥がれやすくなります。
出典:湯田眼科美容クリニック“シミ取りレーザーでよくあるご質問集”より
かさぶたができない原因と、その対処方についてご紹介しました。
肌のターンオーバーには個人差があるため、かさぶたが剥がれ落ちるスピードも、人それぞれ違います。
気になるからといって、かさぶたを無理に剥がしてしまうと、跡が残ってしまう可能性があります。
焦らずに、経過を見守りましょう。
それでも、かさぶたが気になる場合は、上記の方法を試してみてくださいね。
また、いつまでも剥がれる気配が全くない場合は、何らかのトラブルを起こしている可能性があるため、クリニックに相談してください。