シミ取りレーザー治療はアフターケアが大切
悩みの種であったシミを、レーザー治療でしたら気分はとっても上がりますよね。
もうファンデーションやコンシーラーでシミを隠す必要もないのですし、気持ちまで若々しくなります。
しかし、シミとり治療はレーザーを照射したら終わりではありません。
治療後の、アフターケアがとても大切なんです。
シミ取りレーザー治療後の肌は、軽い炎症を起こしている状態です。
この時に紫外線で刺激が加わると、炎症を助長し「色素沈着」を起こしてしまいます。
また、シミ取りレーザー治療後、「炎症後色素沈着」により治療ヶ所が茶色く色素沈着してしまう場合があります。
炎症後色素沈着は、簡単にいうと「やけど」です。
レーザー治療の影響で、シミが取れた個所に炎症後色素沈着という別の色が表われたという状態です。
しかし、この炎症後色素沈着は、時間の経過とともに薄くなっていきます。
紫外線を浴びてしまうと、この炎症後色素沈着を悪化させてしまう可能性があります。
このような事態を防ぐため、シミ取りレーザー治療後は3ヶ月~半年間はしっかりと紫外線対策を行いましょう。
紫外線対策の方法は?
治療後1週間、治療箇所が安定したかさぶたになるまでは、保護テープを貼って保護しましょう。
保護テープはクリニックでもらえますので、剥がれないように注意して過ごしましょう。
かさぶたは長く残せば残すほど、綺麗に治療できるといわれています。
目立たないように治療ヶ所を隠せる、おすすめのコンシーラーです。
クリニックで購入できる場合もあります。
外出の際は、日焼け止めクリームや乳液、化粧下地などを塗りましょう。
しかし、日焼け止め化粧品の中には「紫外線吸収剤」が含まれているものがあります。
紫外線吸収剤とは、紫外線が肌に届く前に吸収し化学反応を起こすことで、紫外線が肌の細胞に吸収されることを防ぐ成分です。
紫外線吸収剤は肌への負担が大きく、炎症を起こす原因になってしまうため、避けたほうが良いでしょう。
また、汗や水い強いものも、肌への負担が大きいため注意が必要です。
日常生活の場合は、SPF30くらいで紫外線吸収剤が含まれないものを選ぶと良いでしょう。
またこの時期は、マスクをつけ外すと日焼け止めが取れてしまう為、2~3時間ごとに塗り直すことも大切です。
飲む日焼けの抗酸化作用によって、紫外線を浴びた肌が「活性酸素」を生成することを防ぐことができます。
活性酸素が生成されると、肌組織内のメラサイトを刺激します。
メラサイトが刺激されると、日焼けやシミの原因であるメラニンを生成してしまうので、活性酸素を防ぐことは効果的なアフターケアの一つです。
紫外線が直接肌に当たらないよう、日傘や帽子で物理的に遮断しましょう。
紫外線は地面からの照り返しもあるため、UVカットのあるマスクを装着すると安心です。
また、目からも紫外線は侵入します。
紫外線によって目の角膜が炎症を起こすと、炎症が起きたことが脳に伝わります。
そして、脳からの指令によりメラニンの生成が促進され、シミの原因となるのです。
サングラスで、目を紫外線から守ることも重要な対策です。
家の中にいても紫外線対策は必要です。
UVカットのあるカーテンやレースで、紫外線をカットしましょう。
まとめ
シミ取りレーザー治療後のアフターケアをしっかりと行うことで、炎症やシミの再発を防ぐことができます。
しっかりと対策を行って、治療のパフォーマンスを最大化させシミとさよならしましょう!