

レーザー治療後、施術箇所が長い間かさぶたのままになることもあるため、できるだけ早く治ってほしいと思う方はいるでしょう。
今回は、レーザー治療後の治りを早くするためにできることを紹介します。

レーザー治療後すぐにシミが良くなるというわけではなく、かさぶたになるなど時間をかけて徐々に消えていくのが一般的です。
少しでも早くシミを治したい場合は、レーザー治療後の治りを早くするための工夫が必要になります。
今回は、レーザー治療後の治りを早くするためにできることを解説していくので、ぜひ最後までご覧下さい!
レーザー治療後に最も重要なのが、スキンケアを怠らないことです。
治療後の肌はとても敏感で傷つきやすい状態になっています。
しっかりと保湿ケアをして、日中はできるだけ肌を紫外線に当てないよう心がけましょう。
日焼け止めクリームや日傘を持ち歩くのがおすすめです。
さらに、肌をこするようなこともできるだけやめて下さい。
洗顔の際には強くこすりすぎないよう、泡で洗うように心がけましょう。
治療後の肌に、摩擦などの刺激を与えるのは厳禁です。
改善する数週間〜数ヶ月はできるだけ肌に負担がかからない生活を送りましょう。
また、患部をより早く改善させる方法として、外用治療もおすすめです。
トレチノインとハイドロキノンという2種類の外部剤を使用することで治りが早くなる可能性があります。
どちらも使用したい場合は、無断で使用せず施術担当に相談することが必要です。
レーザー治療後は、以下の栄養素が含まれる食材を積極的に取り入れて下さい。
これらの栄養素には肌の新陳代謝を促したり、メラニン色素を作りにくくしたりするなど、美肌効果があるものです。
それぞれの栄養素が豊富に含まれている食品は、以下のとおりです。
| 栄養素 | 食品 |
|---|---|
| ビタミンC |
果物(柑橘類・イチゴなど)・野菜・イモ類 |
| ビタミンE |
ナッツ(アーモンドなど)・うなぎ・かぼちゃ・アボカド |
| ビタミンB6 |
魚類(カツオ・マグロなど)・レバー・肉(鶏ささみ・皮なし鶏胸肉など)・バナナ |
| 大豆イソフラボン |
納豆・豆乳・きなこ・油揚げ・豆腐・味噌 |
レーザー治療の弱っている肌を、いち早く元の状態・より良い状態にするためには、これらの食材をできるだけ毎日摂るよう心がけましょう。
治療後の肌をできるだけ早く回復させるためには、睡眠も大切です。
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンのほとんどは、睡眠中の脳下垂体から分泌されています。
ある研究では「どの時間に寝ても最初の3時間がスキンケアタイム(成長ホルモンが大量に放出される)になる」とされています。
生活リズムやホルモン分泌の問題などを総合的に考えて、遅くても0時までに寝るようにすると良いですよ!
また、睡眠時間を短くても7時間は取るように心がけましょう。
毎日サプリメントや内服薬を飲むことで、治療後の治りを良くする効果があります。
「食事で気をつけること」でもお話したとおり、ビタミン類やイソフラボンなどの栄養素は肌の回復を早めてくれます。
しかし、これを毎日十分に補給するのが難しい方もいるでしょう。
そんな方は施術クリニックにお願いして薬を服用してもらう、もしくは薬局でサプリメントを入手することをおすすめします。
錠剤を飲むだけでシミの治療後の回復が早くなったり、再発の可能性も低くなったりするのです。
レーザー治療後の治りを早くするためには、主に日頃のスキンケアや食事に気を遣うことが大切です。
また、生活リズムを整えて睡眠は1日7時間以上、0時までには就寝するよう心がけましょう!